【前編】その肩こりや腰痛、抱っこ紐の使い方かも?ポジティブになれる抱っこ紐選びと装着方法

みなさんこんにちは。
抱っことおんぶの専門家、
ベビーウェアリングアドバイザーの
ERIKOです。


前回のブログで、雨の日の外出について
書きましたが、
その中で、抱っこ紐について
詳しくまとめてみました。

【前編】抱っこ疲労予備軍チェック&基本の抱っこ姿勢について

【後編】抱っこ紐の正しい姿勢 抱っこ紐選びについて

街なかでもこんなふうに、
抱っこ紐を使っている
お母さんを見かけたことはありませんか?

現在主流なのは、エルゴや
ベビービョルンなどの
バックルで留めるタイプの抱っこ紐が
です。

しかし、使い方がとても残念なケースも
多く見受けられます。

当てはまったひとは抱っこ紐疲労予備軍!
抱っこ紐チェック

ERIKO
ERIKO

いまから、お使いの抱っこ紐と身体の
疲労度をチェックしていきますよ~!

①抱っこ紐で肩こりや腰痛がつらい

②赤ちゃんが抱っこ紐を嫌がる

③抱っこしても赤ちゃんが泣き止まない

④なんとなく装着してみて違和感を感じる

⑤気づいたら赤ちゃんの位置が下がっている

⑥抱っこ紐を外した時の解放感がやばい

⑦妊娠中で抱っこ紐選びに迷っている

⑧セカンド抱っこ紐を買うか迷っている

⑨おんぶしたいけど自信がない

⑩ベビーラップ使いたいけど、身近に使っているひとがいない

さて、10この質問にお答えいただき、
ありがとうございます。

こちらに、3つ以上当てはまったひとは、
ぜひ最後まで読んでいただき、
抱っこ姿勢から身体をラクにする方法を
考えていただけれると幸いです。

身体の不調はこころの不調!抱っこが原因で育児がつらい?

抱っこ紐をなんとなく使っていて、
不調が続くと
どうなってしまうのでしょうか?

  • 肩こり、腰痛が慢性化してしまう
  • 腱鞘炎が悪化
  • 身体が回復しないことでメンタルにも影響
  • 泣いて抱っこをせがむわが子がかわいいと思えない
  • その結果、育児がつらいと感じる

前置きが長くなりましたが、
今回は【前編】です。

これらを解消していただくためにも、
お子さんとお母さんの絆を深めて
限りある抱っこの時間を
ここちよくするためにも

ぜひ、一度お使いの抱っこ紐と
装着方法を見直ししていただきたいと
思います。

正しい抱っこの姿勢のポイントを3つ!まずは、素手抱っこしてみよう

3つのポイントはこちらから

・M字の開脚姿勢
・背中が「しの字」カーブ
・密着感があるか

では、さっそく詳しく説明して
いきましょう。

M字の開脚姿勢

赤ちゃんを抱っこするとき、
日本では首すわりまでは
「横抱き」という指導を受けた方も
多いのではないでしょうか?

一方、ベビーウェアリングの先進国、
ドイツの場合では、
赤ちゃんは縦抱きが主流です。

それは、赤ちゃんには、自らしがみつく姿勢をとるという「授抱性」が

生まれた時には備わっているということと
安定した姿勢で抱っこすることによって
首を支えたり体験を鍛えたりする発達を

促すことができるからだと
考えられているからです。

よく、市販の抱っこ紐の説明書にも
記載はありますが、

M字の開脚姿勢とは、単に足が開いている状態ではありません。

ポイントは膝よりもお尻の位置が
高い状態である、ということです。

股関節が柔らかい赤ちゃんは、
足をまっすぐに伸ばすことが
できません。

平らな場所に寝かせても、
足は開いていますよね?

股関節に負担がかかると、
股関節脱臼の恐れもあります。

背中は「しの字」カーブ

次に、赤ちゃんの背中ですが、
呼吸がしやすいことがポイントです。

背中が丸まりすぎていませんか?
顔を埋めるように抱っこすると
肩も縮こまって
呼吸がしにくくなります。


また、赤ちゃんは頭が大きく、
骨盤は頭の半分ほどの大きさです。


そのため、首がすわるまでは上部胸椎という
首の後ろの部分を支えてあげる必要が
あります。

背中が「しの字」を描くように
抱っこしましょう。

密着感があるか?

密着感というのは、赤ちゃんと大人が
ぴったりとくっついているか?
ということです。

ここで重量なのは、赤ちゃんの位置。
赤ちゃんの位置が下だと、
大人はバランスを取ろうとして
腰が反ってきます。

これが、俗に言う反り腰です。

反り腰だけではありません。
赤ちゃんを腕の力で支えているので
肩も腕もとても疲れます。

とくに、赤ちゃんが重くなってくると
ダイレクトに疲れます。

大人の上半身に上手く乗せるように、
高い位置で抱っこしましょう。

おでこにキスができるように、そいうことは、お尻は(月齢にもよりますが)
大人のみぞおちの辺りになります。

手首で支えるのではなく、
腕の筋肉に乗せるようにしましょう。


志村けんさんの「アイーン!」をそのまま、下に下げるようにするのが成功ポイントです。

後編では抱っこ紐の姿勢と肩こり、
腰痛の少ない抱っこ紐選びのポイントを
具体的にお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに♫

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